カープ選手の年俸の変遷

2019年9月30日

この数年でカープの年俸はどう変わったのか?

連敗したり連勝したりジェットコースターのように成績が乱高下した今年のカープ、結局70勝70敗3分の勝率5割で終わり4連覇はできませんでした。でも10年前のカープを思い出せば、上出来な成績です。2016年から3連覇し、周囲のカープを見る目も、ファンの期待値も随分変わりました。

そんな中で選手の年俸はどう変わったのでしょうか?この10年間の年俸分布をカーネル密度推定を使ってビジュアル化してみました。

2009年頃といえばマツダスタジアムが完成し、2019年に引退した永川勝浩が球団最高年俸だった頃です。マツダスタジアム完成&球団人気の上昇、更に野村監督時代から少しずつチーム成績も上昇気配を見せたおかげで、この10年間で選手の平均年俸は順調に上昇しています。

2016年~の年俸変遷で見る戦力の変化

25年ぶりの優勝を果たした2016年からの変化を詳しく見てみましょう。2015年、2016年は非常にフラットな年俸分布で、1000万円~3000万円あたりの選手層が厚いのが特徴です。2016~2018年は比較的スタメンが固定されていた時期で、スタメンの年俸がそのまま高年俸側にスライドしていき、1000万円~3000万円の選手層は薄くなっています。一方で1000万円以下の2軍選手の層が厚くなっており、2016~2018年は2軍から新戦力として台頭してきた選手が少なかったことを示しています。

2016年はスタメンと控えの選手の差が小さく、後半の代打攻勢や松山からの代走野間など、まさしく「全員野球」という雰囲気がありました。それと比べると、今のチームはスタメンと控えの差が大きい感じがします。

2019年は床田や小園といった選手が出てきましたが、正直もっと新しい戦力が出てきて欲しかった。特に野手、坂倉や高橋大樹にはもっと活躍して欲しかったなというのが個人的な感想です。2020年は沢山の新戦力が出てくることを期待したいですね。