折紙で作る手作りクリスマスオーナメント
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クリスマスツリーに飾る丸いオーナメントは、リンゴをかたどったものなのだそうです(Wikipedia)。そう聞くとオーナメントは立体的な、球形にこだわりたいところです。という訳で、簡単に立体的なオーナメントを作る方法を紹介します。
球形といえば、以前ペーパークラフトでハロウィンのためのパンプキンボックスを作りました。しかし作るのは結構面倒くさかった。そこで今回は「軸対称な立体折紙」というやつでオーナメントを作ります。最近の折紙は色々凄くて、筑波大学の三谷教授のHPなどを見ると、面白いものが沢山あります。
こんな感じのものができあがります。
作り方
展開図はこうなります。
展開図の書き方は、「折紙の数理とその応用」(日本応用数理学会監修 野島武敏,萩原一郎編)に詳しく書いてあります。軸対称形状の分割数は任意ですが、余り折るのに手間が掛かるのは困るので少な目の6分割で作りました。分割数が少ないので、回転体の元になる折れ線を円にしてしまうと、出来上がりが縦に細長い楕円のように見えます。そこで出来上がったときに球形に見えるように元の折れ線を少し楕円にしてます。
この展開図を印刷し、長方形に切り出します。
折り線を書けなくなったボールペンでなぞって、折れ易くします。
なぞったら、曲線を山折り、直線を谷折りにして、折り癖をつけます。
次に、線の描いてある側を内側にして、紙の端面と端面を突き合わせてテープで繋ぎます。テープはメンディングテープが良いでしょう。
これを折って丸い形にします。きっちり折り癖がつけてあれば、筒の両側に手をあてて、回してこねるようにすると折れます。慣れるとかなり簡単に作れます。
オーナメントですから、クリスマスツリーにぶら下げるための糸を付けます。例えばビーズを使って、次のような方法で糸を付けます。
大きいビーズで上下から押さえることで、オーナメントの形が崩れるのを防げます。
色んな紙を使って作ってみました。
上質紙よりも、和紙の方が作りやすく感じました。とくに揉み紙は、表面の凸凹模様と光沢がオーナメントにぴったりで良い感じです。
このオーナメント、ちょっと作り方にコツがありますが、慣れると結構簡単に作れます。また色んな紙で作ってみるのも楽しいです。ぜひ試してみてください。
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