【プロ野球POGリプレイ2021】33 2021年シーズン閉幕!

2021年11月11日

誰も頼んじゃいないのにプロ野球POGのリプレイを紹介する第33回目。最後までもつれた後期戦優勝争い、栄冠に輝いたのは・・・・ドテチンズでした!

順位表

後期戦

ドテチンズはあとがない状況で上沢直之、小笠原慎之介、九里亜蓮が先発で好投し、最後の最後で秩父ジャイアンツを逆転しました。秩父ジャイアンツは投打ともに隙が無く勝率.650は通常なら優勝してもおかしくない成績でしたが、四番鈴木誠也を中心としたドテチンズ打線の爆発力がそれを上回りました。3位はヤクルトAI、前期に引き続きチーム防御率は1位だったのですが、抑え投手を固定できなかったのが痛かった。4位海南大附属レイカーズは一時トップに立つも、終盤のオースティン離脱で失速しました。それぞれチームカラーが異なる4チームが僅差で競り合う、ハイレベルな優勝争いでした!

総合

前期、後期ともに接戦でしたがどちらもドテチンズ優勝。前年からの連覇です。あれほど主催者が勝ってはいかんと言っていたのに、また勝ってしまった。

前期戦

前期戦は得失点差ではヤクルトAIがトップもリリーフ陣の差でドテチンズが優勝しました。ドテチンズは強力打撃陣で打ち勝った後期戦とは対照的に、前期戦は投手力で勝つチームだったのです。前期後期でチームのキャラクターが変わるという珍しいパターンでした。

交流戦

交流戦はヤクルトAIが初優勝しました。塩見泰隆、T-岡田、佐藤都志也ら打線が好調で、投手陣も防御率2点台と投打が噛み合っての快勝でした。

各チームの紹介

東葛ドライチーズ

あの松坂大輔、斎藤佑樹の引退、中田翔の不祥事→巨人への電撃移籍、そして佐々木朗希、奥川恭伸ら新世代スターの台頭と、東葛ドライチーズはその名のとおり、甲子園を彩ったドラ1スターたちの話題でもちきりでした。成績は伴いませんでしたが。

プロキュア★オールスターズ

ドラフト会議後に加盟したため、戦力が揃わず苦戦しましたが、後期戦に入るとかなりチームとしての体制も整い戦えるようになりました。山田哲人、レアードが核になって、切り込み隊長が福田周平、それに若い小園海斗、林晃汰が絡むという打線は結構いい感じ。来期のGMの手腕に期待です。

海南大附属レイカーズ

前期戦に投手陣が大崩壊したため総合7位という結果に終わりましたが、攻撃力に関してはリーグ随一でした。しかもあからさまなスター選手はいない(打撃タイトルを取った選手はいない)のに、チームでみると強いという、マニアックな編成でした。よく見ると西川龍馬が三塁へ再コンバートされています。こういう現実ではありえない編成を楽しめるのもPOGの楽しいところです。ベイスターズ色が強いあたりもオーナーの趣味が現れていてナイス。ルーキー牧秀悟の活躍も素晴らしかったですが、桑原将志が3割打者!ってのも印象的でした。

 

キラキラ☆ファイティングドッグス

千賀、山本ダブルエースでチーム防御率はリーグ2位でしたが、吉田正尚頼みの打線はちょっと物足りなく、しかも後半にその吉田正尚が離脱ときたもんでチーム成績は奮いませんでした。しかし今年引退した長谷川勇也、遅咲きでブレイクした岡島豪郎、もうそろそろ飛躍してほしいドラ一今井達也、安田尚憲など味わい深い選手の多い味わい深いチームでした。

ハムスターズ

「野球のことは良く知らない」GMなのに、なぜかマニアックな選手が揃うハムスターズは、後期戦にチーム史上初の勝ち越しを決めました。とてもバランスの良いチーム編成で、前期戦の支配下選手が25名と断トツに少ないにもかかわらず善戦しました。言い換えると選手層が薄く優勝には手が届かない、善戦が精一杯って編成でした。しかし野球を知らないGMが着実に腕を上げてきていることが感じられるシーズンでした。来期は有力球団になれるか?

ナショナルズ

村上宗隆、菊池涼介、高橋周平、そして坂本勇人という豪華内野陣でなかなかの攻撃力、一方で先発投手の絶対数不足からチーム防御率は低レベル、総合的には勝率5割前後に落ち着くという結果となりました。このチームはルーキーの早川隆久、佐藤輝明、二年目の森下暢人、宮城大弥といった若い選手の活躍が目立ちました。しかもそういう選手をかなり早い指名順で獲得しており、GMのスカウト能力の高さが伺えます。

ヤクルトAI

安定感のある先発投手陣でリーグトップのチーム防御率を誇ったヤクルトAI。先発が良いだけにハマれば短期決戦に強く交流戦では1位となりました。野手に関しては外崎修汰が怪我で離脱した際、宮﨑敏郎に超久しぶりにセカンドを守らせるという策に出て見事3位をキープ、GMの用兵が冴えました。投手では柳裕也が「ちょっといい投手」から「凄くいい投手」に変わったのが印象的でした。野球経験のない私には技術的に何が変わったのかさっぱりわかりませんでしたが。

秩父ジャイアンツ

手堅いチーム編成で常に優勝候補筆頭でしたが、前期後期ともにあと一歩届かず2位。山川穂高と辰己涼介が期待通りの活躍ではなかったとはGMの談。特に後期戦は悪い要素が殆どなく、例年なら優勝している成績だったのに2位というのは巡り合わせが悪かったとしか言いようがない。外野陣は高年齢化が進んでおり世代交代が必要な印象ですが、それにしてもフル出場版の荻野貴司(36歳!)は凄い。「怪我がなかったら・・・」と妄想してしまう選手の一人ですよね、荻野は。

ドテチンズ

誠也がコロナで離脱したりで打線の調子が上がらなかった前期戦は小笠原慎之介、武田翔太ら投手陣が踏ん張り、エース山岡泰輔が故障離脱、九里亜蓮は連続K.O.、モイネロと平良海馬も離脱と投手陣が総崩れになった後期戦は逆に近藤健介、柳田悠岐、鈴木誠也、栗原陵矢の「金メダルカルテット」を中心とした打線で打ち勝ちました。とにかく今年のドテチンズは山あり谷あり、いろんな意味で退屈しないシーズンでした。中でも印象的だったのが紅林弘太郎の活躍で、なんだかんだで一年間ショートを守り、後半は守備でも貢献していたことが数値にも表れていました。POGを通して応援したくなる選手がまた一人増えました、個人的に。

これで今シーズンのプロ野球POGは終了

今年はカープがクライマックスシリーズに出ないし、プロ野球速報をチェックする日々も終わり、ちょっとの間プロ野球POG生活もお休みです・・・。来年1月のキャンプイン前のドラフト会議までね!おっとその前に選手情報も仕入れとかなきゃ。来シーズンはショート小園で行きたいなぁ、そもそもやっぱり誠也はポスティング?あと新庄ビッグボスのファイターズの動向も気になる・・・(つづく)