告知:プロ野球ペーパーオーナーゲーム オーナーの募集(と、ルール改正について)

誰も頼んじゃいないのに本ウェブサイトで紹介し続けているプロ野球POGですが、2023年も懲りずに開催します!つきましては今年もPOGチームのオーナー(つまりゲームの参加者)を募集します!

参加を希望される方はぜひ!メールまたは下のコメント欄からご連絡ください。参加に必要なのはプロ野球とプロ野球選手への愛情と、少しの時間だけです。ディープでマニアックな野球談議で盛り上がりたい方、お待ちしております。

2023年はPOGルールを一部改正します。

プロ野球POGで不満な点や問題として、オーナーの意見を聞くと以下のようなものがあります。

  • 投手、特に先発投手のタマが足りない。
  • 上記と関連して、シーズン途中での補強が難しい。初めのドラフト会議で殆ど勝負が決まってしまう。
  • 先発投手の評価が低い感じがする。

以前POGリーグの適正チーム数は何チームなのか?を調べた結果でも、9チーム以上では選手数が不足ぎみ、特に投手が不足することが分かっています。そこで投手のタマ不足と評価向上のため、投手成績に補正を掛けることにしました。下の図を見てください。

この図は投手のイニング数、野手の打席数を上位の選手から累積し、1チーム当たりの必要イニング数/必要打席数で割ったものです。9チームでリーグ戦を戦う場合縦軸の9のところを見て、野手だと9チーム分の打席数を満たすためには最小で(ドラフト会議で全チームが上位の選手から指名したとして)109選手、1チームあたり平均で12.1人の野手が必要だとわかります。同じように投手のイニング数で必要な投手数を考えると1チームあたり15.1人となります。野手と投手合わせると1チームあたり27.2人必要となり、これはPOGにおけるベンチ入り選手数25人より多い=ベンチ入りできるレベルの選手が不足しています。

そこで投手はセーブ、ホールド以外の成績を×1.12して計算することとします。こうすると、投手の必要人数が12.4人となり、野手とほぼ同じになります。野手と投手合わせて24.5人で、ギリギリベンチ入り選手で賄えるレベルです。

投手成績を×1.12すると、得点/防御点での貢献度でも投手と野手の差がなくなります。

上図は得点/防御点の累積分布です。ゲームでドラフト対象となるのは野手、投手の上位100選手くらいまでですが、その範囲では補正をしないと野手の方が平均的に評価が高いことがわかります。投手の評価が低いという感想は間違いではないのです。投手成績の補正をすると上位100選手の野手と投手の評価が同程度になります。イニング数の面だけでなく、この点でも補正をした方がよさそうです。

という訳で、2023年は投手成績に×1.12の補正を加え、POGリーグを開催します。繰り返しになりますが参加を希望される方メールまたは下のコメント欄からご連絡ください。ちなみにそんなに参加する人は多くないとは思いますが、参加者が10名以上の場合は2リーグで開催します。