【プロ野球POGリプレイ2021】30 チームを競馬にたとえると・・・
誰も頼んじゃいないのにプロ野球POGのリプレイを紹介する第30回目。シーズン残り18試合、先発ローテーションが3周したら終わりです。ちょっと寂しい。今年はセ、パともに緊迫した優勝争いが展開していますが、POGリーグ後期戦も負けじと白熱しています。
順位表
後期戦 | チーム名 | 勝 | 負 | 分 | 差 | 得点R | 失点RA | RP | 勝率 |
1 | 海南大附属レイカーズ | 24 | 12 | 1 | – | 199.4 | 125.8 | -6.7 | 0.6680 |
2 | ドテチンズ | 23 | 13 | 1 | 1.0 | 207.9 | 155.0 | 17.3 | 0.6486 |
3 | 秩父ジャイアンツ | 23 | 14 | 0 | 1.5 | 168.9 | 129.3 | 10.3 | 0.6307 |
4 | ヤクルトAI(仮) | 22 | 15 | 0 | 2.5 | 163.2 | 121.3 | -8.7 | 0.5981 |
5 | プロキュア★オールスターズ | 19 | 17 | 1 | 5.0 | 120.3 | 124.0 | 16.3 | 0.5396 |
6 | キラキラ☆ファイティングドッグス | 18 | 19 | 0 | 6.5 | 122.2 | 122.4 | -0.2 | 0.4986 |
7 | ハムスターズ | 17 | 19 | 1 | 7.0 | 145.6 | 150.4 | -0.7 | 0.4847 |
8 | ナショナルズ | 17 | 20 | 0 | 7.5 | 149.9 | 175.9 | 9.8 | 0.4605 |
9 | 東葛ドライチーズ | 12 | 24 | 1 | 12.0 | 101.2 | 150.6 | 2.3 | 0.3509 |
海南大附属レイカーズが首位に立ちました。後半戦から戦列復帰した今永昇太、オリンピック米国代表でも活躍したオースティン、新人ながら大活躍の牧秀悟が目立ちますが、実は桑原将志が絶好調!というのも見逃せないポイントです。まさかあの桑原将志が3割打つとは・・・と言ったら失礼ですが、去年一昨年はどん底の成績でしたからね。ドラフトで桑原将志を獲得した海南大附属レイカーズGMの慧眼に最敬礼ですよ。あと捕手木下拓哉も良いですね。先発も打線も好調だけど唯一不安な点はリリーフ陣、競馬にたとえると先行逃げ切りタイプ、しかし終盤競り合いになるともろさを見せることがある・・・というチームです、レイカーズは。
2位はドテチンズ。後半戦前は先発不足で失点が嵩み順位を落とすだろうと予想していたのですが、予想通り先発不足でチーム防御率はがた落ち、でもそれ以上に打線が好調で2位に粘っています。近藤健介、柳田悠岐、鈴木誠也、栗原陵矢の豪華「金メダルカルテット」打線が超強力、特に後期戦は誠也が大爆発!手が付けられない状態になっています。更に下位打線には目下絶賛売り出し中の坂倉将吾、野村佑希、紅林弘太郎という若手三人衆が並ぶというたまらん打線です。2位に踏みとどまっていられるもう一つの要因がリリーフ陣、モイネロ、平良海馬、益田直也らが並ぶリリーフ陣はリーグ随一です。先発が早い回に降板しても、打撃陣が終盤ビッグイニングを作って逆転、リリーフ陣がリードを守り切るというイメージ。競馬にたとえると差し追い込みタイプで、上がり3ハロンのタイムはメンバー最速、海南大附属レイカーズとは対照的ですね。
3位は、優勝候補筆頭の秩父ジャイアンツ。投手陣の層は厚く、打線も岡本和真、山川穂高、杉本裕太郎と並ぶ重量級打線です。しかし海南大附属レイカーズと比べると打線の爆発力で劣り3位に甘んじています。何故か?岡本和真や山川穂高は「ホームランか、凡退か」という極端な傾向にあるので、どうしてもそこで打線が途切れがちでビッグイニングが生まれにくい、というのが原因の一つでしょう。更に前期戦は打線の繋ぎ役として機能していた浅村栄斗が調子を落としているのも痛い。ただ打線の爆発力では負けるけど、選手層の厚さはピカイチなので、不調な選手や故障者が出たりといった事態には強い。ペナント終盤の連戦に耐える力はレイカーズより上でしょう。競馬にたとえると早い持ち時計はないけど、力のある馬場は得意なタイプ。雨が降って重馬場になるほど有利になります。
長かったペナントレースもそろそろ第4コーナーを曲がって最後の直線に入る頃、抜け出すチームはどれか?このままいくと写真判定までもつれそうです。
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