夏休みの工作 万華鏡
娘が夏休みの工作で万華鏡作りたいそうだ。ならばおとーさんがお手本を見せてやらねば。という訳で、簡単に作れて、娘のお財布にも優しい万華鏡の作り方を考えました。
※別の作り方(ちょっと凝った作り方)もあります。更に改良した版もあります。
準備するもの 材料と工具
材料は以下のとおり。改めて買う必要があるのは透明プラバンと黒い画用紙くらい。どちらも100円ショップで買えるので必要な予算は220円です。透明プラバンは薄いのが扱いやすくて良いです。作例では0.2㎜厚のものを使っています。楽しい工作シリーズ No.126 透明プラバン0.2mm B4 5枚 (70126)
- トイレットペーパーの芯
- 100円ショップで買った透明プラバン(厚さ0.2㎜)
- 黒い画用紙
- セロテープ
- 色紙やマスキングテープなど(装飾用)
続いて必要な工具は以下の通り。コンパスカッターは家にない人も多いと思いますが、あると便利です。
- 定規
- カッター
- コンパスカッター
- はさみ
- 油性カラーマジック
- セロハンテープ
作り方
まずはトイレットペーパーの芯の内側にぴったり収まる、三角柱の鏡を作ります。こんな感じでプラバンを切り出します。
プラバンの縦の2本の線は、カッターで筋を付けておくだけでO.K.切り離さなくて良いです。寸法はトイレットペーパーの芯のサイズに合わせて調整してください。長さはトイレットペーパーの芯の長さより5㎜短くします。計算上三角形の辺の長さは(芯の内側の直径)×cos60°なんですが、これで作ると芯が歪んでたり凸凹だったりするのですんなり入りません。なのでキモチ小さ目に作ります。この作例の場合だと計算上は33㎜のところを32㎜で作っています。
このプラバンをぱきっと折って、三角柱にします。端っこはテープで止めます。
続いて黒い画用紙を三角柱の面のサイズに合わせて3枚切り出します。そしてプラバン三角柱をトイレットペーパーの芯の中に入れ、その外側に切り出した黒画用紙を差し込みます。
黒画用紙を折り曲げてプラバンに巻き付ければ・・・と思うかもしれないけど、入れにくくなるので3枚に切り分けて別々に入れる方が良いです。
(2021.7.25追記)上記の黒画用紙にアルミホイルを巻くと多少明るさがアップします。
続いてビーズやセロファンを入れる内蓋を作ります。プラバンにコンパスカッターでトイレットペーパーの芯より少し小さい円を描き(今回の例だと37㎜くらいが適当)、周囲を5㎜くらい残して切り出します。そして周囲から円の縁までハサミで切り込みを入れ、折り曲げます。
これをトイレットペーパーの芯にセット。はみ出した部分はハサミで切り、縁をテープで止めます。
中に入れるビーズもプラバンで作っちゃいましょう。プラバンに油性マジックで絵を描いて切り出し、オーブンで1分くらい焼いて縮めるとオリジナルビーズが出来上がります。15㎜くらいの大きさの絵が7~8㎜くらいに縮みます。
このビーズをさっき作った内蓋に入れます。また内蓋と同じ要領で外蓋も作ります。外蓋の円のサイズはトイレットペーパーの芯より少し大きめにします。折った縁をセロハンテープで止めてお皿状に固定します。
のぞき穴も作ります。黒画用紙で外蓋と同じように作り、真ん中に穴をあけます。
外蓋とトイレットペーパーの芯の間にはティッシュペーパーを一枚挟んで、組み立ててテープで止めると完成です。外側を折り紙やマスキングテープで綺麗に包んでも良いでしょう。
ギャラリー
中を覗くとこんな感じです。少し暗いけど、万華鏡気分は味わえます。
折角オリジナルで万華鏡をを作るんだから、オリジナルのデザインで楽しむと良いでしょう。例えば原生生物万華鏡とか。
他にもお魚万華鏡、アリンコ万華鏡、恐竜の化石万華鏡、ツムツム万華鏡なんてのも作ってみると楽しいかもね。
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