【プロ野球POGリプレイ2021】23 後期ドラフト結果と順位予想その1

祝、オリンピック野球日本代表金メダル!先発森下、締めは栗林で勝つなんてカープファンとしてうれしい限りです。稲葉監督の采配は柔軟性に欠けるようにも感じたけど、その分ディフェンス面の安定感、安心感はありましたね。おかげでどの試合も締まったいい試合になって、見ごたえがあって最高でした!

さてオリンピックの余韻に浸るのもいいけど、来週にはリーグ戦が再開されます。誰も頼んじゃいないのにリプレイを紹介しているプロ野球POGも再開です。後期ドラフトも終わり新たな編成で8/13から後期戦が始まります。今回は各球団の後期戦戦力を紹介します。

各球団の後期戦戦力

以下の予想勝率は後半戦予想スタメンと前期戦成績から計算したものです。

東葛ドライチーズ

前期戦は森唯斗が怪我で離脱、中田翔が絶不調、京田二軍落ち、松坂大輔引退と悪いニュースが多かった東葛ドライチーズ。超大型補強を敢行しましたが(ちなみに中田翔は一旦放出したけど再獲得)、まだまだ戦力不足です。特に先発投手のコマ不足は深刻で、後期戦の浮上も厳しそうです。そんなチームの後期戦に向けた明るい話題は栗林良吏、オリンピックも大活躍でしたが後期戦もセーブを重ねて新人王を獲ってほしい!

プロキュア★オールスターズ

懸案だったショート、サードには小園海斗、林晃汰というカープ期待の若手二人を充てました。今季のカープの状況を考えると二人とも出場機会は十分ありますので期待できます。投手陣は菅野智之が後期戦で復活したとしてもまだ苦しい。途中参入の球団(リーグ戦前のドラフト不参加)だから、やっぱり厳しいですね。

海南大附属レイカーズ

前期戦は先発投手が崩壊して負け越したレイカーズ。補強ポイントはとにかく投手、という状況で山口俊、今永昇太、砂田毅樹を獲得できたので満点の後期ドラフトと言えます。ルール5ドラフトで梶谷隆幸と阿部寿樹を放出しましたが二遊間、外野は選手が揃っているのでそんなに攻撃力は落ちていません。オースティンを軸にした打線の破壊力は後期戦もPOGリーグNo.1でしょう。オースティンはオリンピックでも活躍してましたが、狭い横浜スタジアムでバッターオースティンって、敵に回すと相当怖いです。海南大附属レイカーズは前期戦の借金もあるし優勝までは厳しいですが、今永、山口俊の活躍次第では上位に顔を出しそうです。あとは牧秀悟の活躍に期待ですね。

ハムスターズ

前期戦は得失点差でプラスもリリーフ投手陣が揃わず負け越したハムスターズ、単純に考えるとリリーフ投手を補強したくなるところですが、グラシアルが抜けた穴を埋めることを優先しました。今期サードで大躍進した宗佑磨、ヤクルトの優良助っ人サンタナ、髙濱兄弟らを指名し野手の厚みは増しました。突出した選手はいないけど穴もないので後期戦は大崩れすることはまずなく、いいところまではいきそう。言い換えると穴は無いんだけども軸もない感じの打線で、大躍進して優勝ってこともなさそう。難しいね。

ナショナルズ

ルール5ドラフトでサンズを放出したのはちょっともったいなかった。懸案の先発投手はメルセデスが獲れたけど、十分補強できたとはいえません。坂本勇人、村上宗隆、ウィーラー、佐藤輝明とクリーンアップはえげつないし、森下暢仁、宮城大弥、早川隆久という若い先発投手は魅力十分なのですが、野手も投手もちょっと選手層が薄い。穴は無いけど突出した選手もいないハムスターズとは対照的です。で、どちらのチームも結局5割ソコソコの成績に落ち着きそう。後期戦の楽しみは新人王レース、宮城大弥、佐藤輝明、早川隆久がどこまで成績を伸ばすか?

次回につづきます