【プロ野球POGリプレイ2022】新潟ライスターズの離脱と後期ドラフト

誰も頼んじゃいないのにプロ野球POGのリプレイを紹介する第18回目。残念なことに、新潟ライスターズがPOGリーグから離脱しました。

新潟ライスターズの離脱

ウェブサイトのプレイヤー募集に反応してくれた初にして現時点で唯一のチームだったのですが・・・・。ぶっちゃけて言えば「プロ野球POGはつまんなかった」という評価を受けたということですが、まあ、心当たりがない訳ではない。チーム数が多くて満足に選手が揃えられないとか、一旦負け始めると逆転するのが難しいとか。その辺は来年に向けてルールを再検討したいと思います。何れにせよ、わざわざ見ず知らずの変なウェブサイトの募集に応募してくれた新潟ライスターズのオーナーさんには感謝したいと思います。ありがとうございました。また気が向いたら戻ってきてください。

後期ドラフト会議

7月25日午後8時、後期ドラフト会議を開催しました。

後期ドラフトのルール

後期ドラフトではチームの選手枠(35人)と予算を超えない範囲で前期戦終了時点でどこの球団にも属していない選手を獲得できます。

後期ドラフト会議は前期戦成績に応じて追加予算が出ます。追加予算の計算式は以下の通り。

追加予算 = (50+チーム失点-チーム得点-リリーフポイント)×400万円

各球団の追加予算は以下の通りです。

前期戦順位(勝率) チーム名 追加予算(万円)
1 (0.5813) ユナイテッド・アローズ – 
2 (0.5219) 秩父ジャイアンツ  12,200 
3 (0.5093) ヤクルトAI  16,685 
4 (0.4535) キラキラ☆ファイティングドッグス  35,951 
5 (0.4205) 新潟ライスターズ  45,172 
6 (0.4145) ナショナルズ  50,219 
7 (0.4119) ドテチンズ  52,889 
8 (0.3365) プロキュア★オールスターズ  76,868 
9 (0.3067) コロコロコミックス  99,392 

下位チームにはかなりの追加予算を出しているように感じられるかもですが、後期ドラフトではドラフト対象に有力選手が少ないためこれでも後期戦での逆転優勝は難しいくらいです。

また後期ドラフトでは普通のドラフトの前に、他チームの登録抹消選手を対象とした「ルール5ドラフト」を行います。ルール5ドラフトで選手を引き抜かれたチームは後期ドラフトの獲得可能枠が増え、予算が選手年俸分増えることになります。

ドラフト結果!

  コロコロコミックス プロキュア★オールスターズ ドテチンズ ナショナルズ
ルール5
  
柳 裕也 坂倉 将吾 床田 寛樹 R.マルティネス
小川 泰弘 大関 友久 髙橋 宏斗  
千賀 滉大 山崎 晃大朗    
後期
    
秋山 翔吾 増田 達至 柳町 達  
上川畑 大悟 今宮 健太 藤井 皓哉  
辛島 航   堂林 翔太  
石川 雅規      
       
  キラキラ☆ファイティングドッグス ヤクルトAI 秩父ジャイアンツ ユナイテッド・アローズ
ルール5
  
早川 隆久 阿部 寿樹 宗 佑磨  
愛斗   西 純矢  
       
後期
    
山﨑 康晃 エンス 荻野 貴司 伊勢 大夢
中川 圭太 高梨 裕稔   浜地 真澄
エチェバリア     清水 達也
田口 麗斗      
本田 圭佑      

新潟ライスターズが棄権し、新潟ライスターズ所属の選手が全てルール5ドラフトの対象となったため、例年になく派手な後期ドラフトとなりました。特にコロコロコミックスは柳裕也、千賀滉大というエース級2人に小川泰弘、石川雅規、辛島航も獲得して課題の投手陣に大幅テコ入れ、加えてメジャー帰りの秋山翔吾も獲得し強烈な補強となりました。プロキュア★オールスターズも投手は大関友久、増田達至、野手は坂倉将吾、今宮健太、山崎晃大朗という指名でこちらも後期戦は期待できそう。キラキラ☆ファイティングドッグスは最多タイの大量7人を指名。秩父ジャイアンツはサード宗佑磨、外野荻野貴司を獲得、自軍の弱点を的確に補う良い指名でした。

下位がかなりの戦力補強をしたのに対し、前期戦首位のユナイテッド・アローズは地味な補強に止まりました。追加予算の無いユナイテッド・アローズは茂木栄五郎、戸柱恭孝、スミスといった好選手をプロテクトから外しルール5ドラフトで誰が獲ってくれないかな作戦を取りましたが、秩父ジャイアンツが西純矢を指名しただけに終わり年俸の安い選手しか指名できませんでした。

後期ドラフトでかなり戦力の均衡化が図れたと思います。後期戦は混戦になるといいな!