夏休みの工作 万華鏡(改)
※改良版も公開しました。
先日万華鏡の作り方を公開しましたが、改良版を考えました。こんなやつ。

今回は三角形の鏡筒にきっちりアルミホイルを巻いて、前回よりキレイに、明るい万華鏡にすることを目指しました。
作り方
用意するもの
基本的なものは前回と同じ。加えて以下のものを用意しました。
・コニシ 接着剤 ボンド 学校工作用・インクジェット厚紙
・アルミホイル
コニシの学校工作用ボンドのAmazonリンクは商品説明のために載せたけど、100円ショップやモノタロウならちょうどよいサイズのものがあります。私は100円ショップで買いました↓
ちなみにトイレットペーパーにもJIS規格があって、規格では芯の内径38mm±1mm、トイレットペーパー幅(芯の円筒長さ)114mm±2mmだそうです。我が家のトイレットペーパーは幅が106mmしかないから、規格外の安物らしい・・・。まあとにかく、ここでは内径38mm×長さ106mmのトイレットペーパーの芯を基準に製作します。我が家の芯は幅が114mm!というお金持ちの坊ちゃん嬢ちゃんは8mmほど切るなり型紙をアレンジするなりしてください。
作り方
今回の工作のポイントは、(1)鏡筒とアルミホイルをきっちり密着させて固定する と、(2)アルミホイルをキレイに切る です。
鏡筒とアルミホイルを密着させて固定するために、画用紙で下図のようなものを作ります。
PDFを用意したのでインクジェットプリンタでクラフト紙に印刷して使ってください。
印刷用型紙ファイル:PaperCraftKaleidoscope
中の5つの三角形はカッターでくり抜きます。はみ出して切らないように注意!両端の三角形はくり抜かず、頂点から三角形の重心まで切り込みを入れます。そして破線を谷折り、一点鎖線を山折りにすると下の写真のようなものができます。
この三角形の穴に鏡筒を通すことでプラバンとアルミホイルを密着させよう!という作戦です。両端にはのぞき穴と仕切り用のプラバンを貼り付けます。のぞき穴は黒画用紙を丸く切り(直径40mm、押さえの型紙よりちょっと大きくします)中央にのぞき穴をあけ、先ほどの学校工作用ボンドで押さえ型紙に貼り付けます。
反対側にはプラバンを直径37mmに切ってこれまた学校工作用ボンドで押さえ型紙に付けます。学校工作用ボンドは紙とプラバンでもしっかりくっつくのです。しかも速乾!これは便利!
続いて鏡筒になるプラバンを用意します。下図のようにプラバンを切ります。中の線はカッターで筋を付けるだけにして切り離しません。このプラバンを折って三角柱形にします。
次にポイントの(2)、アルミホイルをキレイに切り出しましょう。
アルミホイルに黒画用紙を貼り付けます。これにも学校工作用ボンドを使います。そして紙ごとアルミホイルをカッターで切ります。こうすると思い通りの寸法にアルミホイルを切れます。(ちなみにアルミホイルを切るだけならアルミホイルと画用紙を重ねて切るだけで切れます。ここではどうせあとで一緒にするんだからってことでボンドで画用紙とアルミホイルを貼り付けています)
アルミホイル+黒画用紙のサイズですが、プラバンの三角柱にひと巻きとちょっとできるように、ということで、ここでは100mm×90mmの大きさで切り出しました。
これをプラバンで作った三角柱に巻き付けるとこんな海苔巻きみたいなものができあがります。
あんまりきっちり巻いてなくてもO.K.押さえ型紙の三角形に入ってしまえば問題ありません。また、テープなどで固定しないようにします。テープがあると押さえの紙が引っ掛かって却ってやりにくいです。
これを押さえ型紙に通します。まずはこんな感じで三角の穴重ねて、まとめて通しちゃいます。
で、これをずりずりと上下に広げていきます。伸ばし切ったら両端の折り曲げた三角形の部分にボンドを付けて三角柱にはめ込み、糊付けします。
こんな感じに仕上がります。鏡筒部分ができました。
これはトイレットペーパーの芯にすぽっ、と収まります。
あとはビーズを作って、下に蓋を付けて・・・ですが、作り方は前回の記事を見てください。
こうして完成したのがこちら。前回と変わりばえしない・・・・
ギャラリー
外見同様、万華鏡の見え方もちょっと明るくなったかな・・・という程度であんまり変わらない?まあ「中身の構造はちょっと凝ってるんだぞ」っていう自己満足が大事なんですよ。
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