【プロ野球POG】2024年チーム分析(7)～ドテチンズ
誰も頼んじゃいないのにプロ野球ペーパーオーナーゲームを紹介する9回目、今回は2024年チーム分析その7、ドテチンズ編です。
ドテチンズのプロフィール
先発は宮城大弥、東克樹、伊藤大海、青柳晃洋と開幕投手が4人も並ぶ豪華な布陣です。リリーフは今年抑え転向の則本昂大を獲得しました。則本昂大は元々奪三振率が高いし、経験もマウンド度胸も十分なので抑え適正相当高いのでは？と期待しています。野手は好打者揃いです、栗原陵矢、西川龍馬、坂倉将吾、小園海斗(昨年後半が本当の小園)、大島洋平、外崎修汰、マルティネス(Ｆ)もいます。ただしホームランバッターがこの2年ほとんど数字を残していないオースティンだけというのが気がかり。更に言うと中野拓夢のようなつなぎ役もおらず、似たような中距離バッターばかりでメリハリの無い淡泊な打線になりそう・・・。なんですが、カープファンのオーナーとしては坂倉将吾、小園海斗、そして期待の田村俊介を獲得できたので大満足の編成です。
ポジション比率
投手が多い編成です。獲得人数が28人と少なく、野手が全般的に手薄になっています。
年俸と年齢の分布
平均年齢が26.6歳と8チームの中で唯一26歳台なのに、平均年俸は9,640万円と安くありません。年俸分布でも1億円台の選手が最も多くなっています。簡単に言うと若いスター選手を沢山獲得したミーハーなチーム編成だということです。
まとめ ドテチンズ
有名スター選手の数なら8球団随一、主力にケガや重度のスランプがなく、オースティンがそこそこ活躍してくれればそれだけで十分優勝争いできます(そんな都合の良いタラレバはたいてい実現しませんが)。野手の選手層が薄く、このままでは誰か一人スタメンが抜けるだけでリカバリできずに成績が急降下しそうです(特に二遊間のバックアップが矢野雅哉ひとりしかいないのが不安)。優勝争いに踏みとどまるためには野手のバックアップをあと二人くらいは獲る必要があるでしょう。ただ有名スター選手を獲得したツケで、予算は大して残っていません。ここは高額投手の誰かをトレードに出して資金と野手をゲットするか？！