【プロ野球POG】2024年チーム分析(5)~ユナイテッド・アローズ

2024年4月7日

誰も頼んじゃいないのにプロ野球ペーパーオーナーゲームを紹介する7回目、今回は2024年チーム分析その5、ユナイテッド・アローズ編です。

ユナイテッド・アローズのプロフィール

話題のルーキー度会隆輝が先頭打者で、そこから坂本勇人、大山悠輔、昨年の首位打者宮﨑敏郎と続く上位打線は一発よりも連打で繋ぐイメージか。山口航輝が長距離砲として覚醒してくれるとチーム得点力がぐっと上がります。ショートはベイスターズの石上泰輝と林琢磨を獲得し、ユナイテッド・アローズでもポジションを競わせています。二人はいわばコインの裏表、戦力の安定化を狙った「どっちか片方は絶対出るだろう」作戦ですね。控え野手はユーティリティプレイヤーの牧原大成を獲得しているのが大きい。編成の自由度が格段に高くなり、ケガなどで誰か離脱しても穴埋めできます。投手はリリーフが5人と少な目ですが、マルティネス(D)、田中正義と強力なメンバーが揃っています。先発は村上頌樹、柳裕也、九里亜蓮らがいて質・量ともに十分ですが、左の先発が一人もいないのがちょっと残念(ゲーム的には関係ないですが)。

ポジション比率

捕手、内野手が多くて外野手が少ないように見えますが、ユーティリティプレイヤーの牧原大成がいて内山壮真も外野手で出場できるので、実際はバランスが取れた比率です。

年俸と年齢の分布

平均年俸はちょっと高めの9,998万円。野手の分布がばらけている感じで、野手の新人を多く獲得したことが分布からもわかります。どちらかといえば野手を中堅~ベテランで固めて投手で若手を多く獲る球団が多いので、このパターンは珍しいかも。

まとめ ユナイテッド・アローズ

ソツなくまとまっているチームですが、優勝を狙うためには投手陣も野手陣もあと一押し欲しい感じです。投手は中継ぎ、野手は外野手で長打を期待できる選手を補強したい・・・というところか。選手はまだ28人しか獲得しておらず枠は空いているので、シーズンが始まって選手の調子を見てから残りのピースを嵌める作戦でしょう。ただ残り予算が2億円と多くないので、他球団に先んじてお買い得選手を獲得する必要があります。例年の傾向だとユナイテッド・アローズのオーナーは積極的にシーズン中の補強をする方なので、たぶんシーズン序盤で補強に動くのでは?